オススメ出来る好きなグスクBEST10【2020年版】

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これまで150以上のグスクを回ってきましたが、個人的に好きなグスクの順位最新版を2020年正月のタイミングを機に出しておきます。
過去の順位は「このサイトについて」中に記載しています。

1位 勝連グスク

  • 所在地:うるま市勝連南風原3908[地図]
  • 世界遺産「琉球王国のグスクと関連遺産群」の一つ。
  • 国指定史跡
  • 続日本100名城 200番

個人的に最も好きなグスクです。
主郭周辺の城壁が聳え立っているのは、グスクとしては珍しいですし、その威容は凛々しい印象を受けます。
最後の按司で、首里王府に反旗を翻して滅ぼされた阿麻和利が知られています。
しかし阿麻和利は10代の按司と言い伝えられていて、これだけの按司が存在だけでも言い伝えられているのは、歴史あるグスクと言えるかも知れません。

勝連グスクは南風原集落の南側、標高約98mの丘陵に築かれたグスクです。 最高所を主郭として5つの郭を段々に連ねた梯郭式のグスクで、多くの遺構が残っています。 10代に渡る按司がいたと云い伝えられ、グスクの中でも長い歴史を持つ部類と見られています。 また国指定史跡で世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つで、最後の按司である阿麻和利による護佐丸・阿麻和利の舞台として知られています。

2位 今帰仁グスク

  • 所在地:国頭郡今帰仁村字今泊5101[地図]
  • 世界遺産「琉球王国のグスクと関連遺産群」の一つ。
  • 国指定史跡
  • 日本100名城 98番

他のグスクと比べて大規模で、それを取り巻く長大な城壁が印象的なグスクです。
またその城壁は、他のグスクで使われている琉球石灰岩では無く、古期石灰岩と呼ばれる石材が用いられているのが特徴的です。
古来から本島北部の中心だったとされ、北山王以前にも今帰仁按司代々の居城であったと言い伝えられています。

今帰仁グスクは今泊集落南にある丘陵上、標高約100mのハンタ原と呼ばれる場所に築かれたグスクです。 3.8ヘクタール(38000m²)と言われる広大なグスクは、古期石灰岩による石積みで築かれ、10個とも言われる多くの郭で構成されています。 北山の中心として用いられ、歴代の今帰仁按司、北山王、北山監守が居城としました。

3位 安慶名グスク

  • 所在地:うるま市安慶名[地図]
  • 国指定史跡

独立丘陵上に築かれたグスクは目に付きます。
2つの郭から成っていて、両郭は天然岩と石垣を組み合わせた、特徴的な城門で結ばれています。
見事な城壁などといった遺構などが、ほぼ手付かずで残っているというグスクは、世界遺産のグスク群を除くと抜群の遺構と保存度を誇るといっても良いかも知れません。

安慶名グスクは安慶名集落の北にある標高約49mの独立丘陵に築かれたグスクです。 グスクは丘陵を取り込み形で築いており、岩山の断崖や急斜面を巧みに利用して築かれています。 内と外の二つの郭からなる、沖縄では珍しいタイプのグスクで、高く積み上げられた城壁は一見の価値ありです。

4位 中城グスク

  • 所在地:中頭郡中城村泊1258[地図]
  • 世界遺産「琉球王国のグスクと関連遺産群」の一つ
  • 国指定史跡
  • 日本100名城 99番

世界遺産のグスク群では那覇に比較的那覇に近い事もあってか主要観光地の一つと言えるグスクで、アーチ門が印象的です。
古くからのグスクを中城按司となった護佐丸が増築したと言い伝えられている事もあってか、時代の異なる石積みを見る事が出来ます。

中城グスクは泊集落北の台地上で中城村と北中城村の境界線付近、標高約160mの場所に築かれたグスクです。 グスクは六つの郭からなりますが、郭により石積み手法が異なり、築造年代の違いが異なると見られています。 また国指定史跡で世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つで、護佐丸・阿麻和利の舞台として知られています。

5位 糸数グスク

  • 所在地:南城市玉城糸数133[地図]
  • 国指定史跡

本島南部では随一と言える規模の遺構を残すグスクです。
その特徴はグスクの東半分を囲う城壁で、盛り上げる地形の上にも積み上げられた城壁は、うねっているような印象を受け、他のグスクと比べると圧倒されるような雰囲気があります。

糸数グスクは糸数集落南西にある台地の西崖端部、標高約180mの場所に築かれたグスクです。 単郭ながら、本島南部での有数の規模と言われており、 特に最高6mの高さに石が積まれてアザナと呼ばれる見張所らしき施設も備えた城壁が、特徴で最大の見どころといえるグスクです。

6位 具志川グスク(糸満市)

  • 所在地:糸満市喜屋武1730-1[地図]
  • 国指定史跡

遺構を残すグスクとしては本島最南端と言えるグスクです。
海に突き出した地形に築かれたグスクで、その為海に向かうかの様に伸びている城壁が特徴的です。

具志川グスクは喜屋武岬の断崖上、標高30-40mの場所に築かれたグスクです。 久米島具志川グスクから落ち延びた城主・真金声(まかにくい)が築いた云われています。

7位 座喜味グスク

  • 所在地:読谷村座喜味708-6[地図]
  • 世界遺産「琉球王国のグスクと関連遺産群」の一つ。
  • 国指定史跡
  • 続日本100名城 199番

中城に移される以前の護佐丸が、新たな居城として築いたグスクです。
堅実な印象を持たせる城壁とアーチ門が特徴ですが、その割にはコンパクトな造りになっています。

座喜味グスクは座喜味集落北、標高127mの丘陵上に築かれたグスクです。 中山の北山討伐の際に功績を上げた読谷山按司護佐丸が築いたグスクとして知られています。 切石積みの城壁と二つの郭、アーチ門からなるグスクで、 国指定史跡、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つです。

8位 浦添グスク

  • 所在地:浦添市仲間2-53[地図]
  • 国指定史跡

第一尚氏より以前、中山の王城だったグスクとして知られています。
それに相応しい規模を備えていますが、沖縄戦で破壊され、長年城壁の基部だけが残されている有様でした。
近年は復元が進んで、かつての威容を取り戻しています。

浦添グスクは前田から牧港に向けて南東―北西方向に走る丘陵の東南部、標高120-130mの位置に築かれたグスクです。 舜天が王統を開いた際に居城にしたとされ、 佐敷按司が武寧王を滅ぼすまで中山の王城だったといわれています。

9位 伊波グスク

  • 所在地:うるま市石川伊波[地図]
  • 県指定史跡

伊波グスクはほぼ手付かずな遺構が残っていますが、郭が1つだけの単郭式というシンプルな造りになっています。
しかし羽地按司に滅ぼされた今帰仁按司の子によって築いたと言い伝えられていて、そこから分かれた諸按司は中山北部一帯を勢力圏として北山と対峙したと言い伝えられています。
その流れを汲む人物として護佐丸や大城賢雄らがいると云われています。

伊波グスクは伊波集落北東、標高約87mの微高地に築かれたグスクです。 グスクは東側が断崖に面していて、単郭式の構造となっています。 羽地按司(怕尼芝)によって滅ぼされた今帰仁按司の子によって築かれたと云われています。 伊覇按司の一族は北中山に勢力を築き、護佐丸や大城賢雄を輩出したと云われています。

10位 知念グスク

  • 所在地:南城市知念字知念[地図]
  • 国指定史跡

古城(クーグスク)、新城(ミーグスク)と呼ばれる2つの郭からなるグスクです。
クーグスクは古くからあったと見られていますが、立入りが制限されている場合もあり未踏です。
ミーグスクは小規模ながら切石積みの城壁とアーチ門を備えている部分です。
周囲にはノロ屋敷跡なども残されていて、第二尚氏の時代まで用いられた、聖域としての趣が強いグスクと言えます。

知念グスク データ グスク名 知念グスク 読み ちねんぐすく 別名 知念森グスク 所在地...

10位 志喜屋グスク

  • 所在地:南城市知念志喜屋505[地図]
  • 市指定史跡

複数の候補から、どれを10位に入れるかで迷った挙げ句、こちらを10位タイで入れました。
小規模ながら、野面積みの石積みが高く積み上げられたグスクで、その性質も定かでありません。
何のためにこんなに積み上げたのかと見る度に考えてしまい、何度も訪れている事もあって個人的に捨てがたくランクインさせました。

志喜屋グスク データ グスク名 志喜屋グスク 読み しきやぐすく 別名 - 所在地 南...

あとがき

この順位は2020年と銘打っていますが、あくまで最新版で多分数年は変わりません。
変わるとすれば離島へ遠征するとか大型グスクの復元整備が行われるなどといった事があった場合でしょうか。
また昨年非常に残念な事になった首里城が入っていないのは未訪だったためです。
しかし首里城はグスクの頂点と言うべき存在なので別格扱いでも良いかと思っています。

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