うるま市(旧石川市)

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うるま市(旧石川市)のグスクです。
適宜更新していきます。

旧石川市のグスク

概要

現在の旧石川市に相当する地域は、1666年に越来間切から15ヶ村を割いて美里間切を設立するまで越来地域の一部だったそうです[1]角川日本地名大辞典 47 沖縄県 P773
それ以前のグスク時代から三山時代に掛けては、怕尼芝に滅ぼされた今帰仁按司の子か孫と云われる初代伊覇按司によって築かれた伊波グスクがグスク周辺に勢力を持って治めていたと思われ、中山に属していました。
伊覇按司に始まる今帰仁按司の後裔に当たる按司は具志川、読谷山など周辺に広がり北山に対抗したと思われます。
伊覇按司の勢力がどの程度だったのかはっきり分かりませんが、伊波グスクは旧石川市域のほぼ中央部にある事から、市域の大体の部分は勢力下に置いていた物と思われます。
そして第二尚氏の尚真王による中央集権政策が実施される頃まで続いたと見られています。

旧石川市のグスク一覧

グスク名地区探訪年月日概要
伊波グスク伊波2005/11/17詳細は個別ページにて。
嵩グスク[2]角川日本地名大辞典 47 沖縄県:グスク分布図不詳「分布図」では御嶽と記載されていますが、詳細は不明です。

参考

ぐすく:グスク分布調査報告書―沖縄本島及び周辺離島
沖縄県埋蔵文化財センターGIS遺跡地図(現沖縄県地図システム)
角川日本地名大辞典 47 沖縄県

脚注

脚注

1角川日本地名大辞典 47 沖縄県 P773
2角川日本地名大辞典 47 沖縄県:グスク分布図

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