佐慶グスク
データ
グスク名 | 佐慶グスク |
読み | さけいぐすく、さちぐすく |
別名 | – |
所在地 | 糸満市山城 |
現況 | – |
築造年代 | 不詳 |
築造者 | 不詳 |
主な城主 | 不詳 |
種別 | 不詳 |
構造物 | 城壁、城門、拝所、拝井、郭 |
記録
初回探訪年月日 | 2005/12/20 | |
最終探訪年月日 | 2012/1/5 | |
満足度(A-G) | C | 遺構は良く残っていますが、藪が酷く全体的に探索し難いです。 |
過去の記述
所在地 | 糸満市山城 |
分類 | 不詳 |
築造年代 | 不詳 |
築造者 | 不詳 |
主な城主 | 不詳 |
上里グスクの周囲にあるグスクのひとつで東へ200mほどの場所にあります。
その位置関係と規模から上里グスクの出城と思われます。
グスクは北側は崖に面し。
南側はひどい藪になっていて全体的に通行は難しいです。
『上里グスクほか発掘調査報告』によれば単郭のようですが、それを確認することも困難なほどの藪に覆われています。
概要
佐慶グスクは山城集落の南東、標高50mほどの場所にある単郭のグスクです。
上里グスクの東200mほどの場所にあります。
歴史など
佐慶グスクの歴史など詳細は周辺のグスク同様分かっていません。
グスク内平場の規模から、恒久的な拠点では無く将兵が有事に詰める拠点とも見られている様です[1]沖縄南部旧喜屋武間切のグスク群について(一)。
また位置関係から上里グスクの出城と見られています。
感想
個人的にはこれまで探索出来たグスクの中でも最も難しいと思っているグスクの一つです。
遺構自体は良く残っているのですが、全体を覆い尽くす藪と森で見通しが非常に悪くなっています。
そのため一度で全貌は把握出来ず、何度も探索していますがやる甲斐はあると思っています。
ただ慣れない方にはお勧めは出来ません。
ギャラリー
2005/12/20
北側のグスク裏口。 | 裏口から進んだところにある石積み。 周囲は藪がひどくなっています。 |
正面である南側から入ると、 藪の中に遺構が見えます。 | グスク内から城壁越しに下を見下ろしてみます。 |
2009/4/2
二度目の探索にて グスク南にある石積み 遺構かどうかははっきりしません | グスクへ向かう道 |
グスク南側城壁 外側から見たものです | グスク入り口方向を見ますが 藪が酷すぎて近づけず |
2012/1/5
三度目の探索にて グスク南にある拝所の跡 周囲の荒れ具合から現在は拝まれてないと思われます。 | 拝所からグスクへ向かう道 |
グスク郭内にある井戸跡らしき遺構 | 井戸跡の後方には南側城壁があります その城壁を郭内から見た物 |
井戸跡の前から郭内を北に向かって撮ったもの。 基本的に藪が酷いですが、 北側の城壁も見受けられます。 | 同位置から西側を見た物 高い位置に石積み遺構が見受けられます。 国吉グスクにも同じような物がありましたが、 物見跡でしょうか。 |
北側城壁。 | 城壁も含めて郭内北側を見た物。 |
北側城壁越しに外を見ます。 外は崖と思われます。 | 南側城壁を外側から見た物。 北側と比べ高さが無いですが、 崩れたのか元々そういう物だったのか |
南側にある城門。 | 城門の石積み遺構。 ガジュマルが絡み付いています。 |
脚注
↑1 | 沖縄南部旧喜屋武間切のグスク群について(一) |
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