古間・カンチャグスク

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古間グスク

データ

グスク名古間グスク
読みふるまぐすく
別名カンチャグスク
所在地南城市知念志喜屋
現況原野
築造年代不詳
築造者不詳
主な城主不詳
種別不詳
構造物拝所

記録

初回探訪年月日2005/12/5
最終探訪年月日
満足度(A-G)D元々拝所以外にはこれといった遺構などは確認されていないようです。
過去の記述
所在地南城市知念志喜屋
分類不詳
築造年代不詳
築造者不詳
主な城主不詳
志喜屋集落北側に聳える丘陵地帯の一角にグスクがあります。
民家に隠れた山道を登って行くと、石段と門らしき跡のようなものがあります。
ちなみに詳細は不明です。

概要

古間グスクはカンチャグスクとも呼ばれ、志喜屋集落西の崖斜面部に位置しているグスクです。
資料によれば大岩と竹林から成るとされています[1]ぐすく-グスク分布調査報告 (Ⅰ)-沖縄本島及び周辺離島

歴史、伝承

このグスクの詳細な歴史や伝承は伝わっていないようです。
しかし琉球王国の史書である「球陽」にはこのグスクに竹を植えた事が記載されているようです[2]ぐすく-グスク分布調査報告 (Ⅰ)-沖縄本島及び周辺離島

感想

「ぐすく-グスク分布調査報告(Ⅰ) 」における当グスクの記述からグスクを構成している要素を抽出すると「拝所、拝井、大岩、竹林」となります。
訪れた場所は集落の西端付近で斜面上にあり、拝所、大岩は確認していますが拝井は見落とす可能性はあるとしても竹林を確認したかという点には記憶にないため再度周辺の確認が必要かとは考えています。
ただ調べた所、竹が世代交代しても竹林自体に120年程度の寿命があるようですので、「ぐすく-グスク分布調査報告(Ⅰ) 」の刊行が1983年という事も考慮する必要はあるかも知れません。

ギャラリー

グスクへ向かう道グスクへの道。
両側の斜面に石が転がっています。
門に見える場所道を登りきったところ。
石段のような跡の両側は、まるで門のように見えます。
岩です上の写真の片側を見たもの。
岩です。
奥に広がる草むら奥は草むらになっています。
向かい側には道も見えます。

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脚注

脚注

1, 2ぐすく-グスク分布調査報告 (Ⅰ)-沖縄本島及び周辺離島

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