ナーワンダーグスク
データ
グスク名 | ナーワンダーグスク |
読み | なーわんだーぐすく |
別名 | ヰナグナーワンダーグスク |
所在地 | 南城市知念久手堅 |
現況 | – |
築造年代 | 不詳 |
築造者 | 不詳 |
主な城主 | 不詳 |
種別 | 不詳 |
構造物 | 城壁、拝所、郭、石積、標柱 |
記録
初回探訪年月日 | 2007/5/4 | |
最終探訪年月日 | – | |
満足度(A-G) | B | 遺構自体は手付かずのようですが、探索は難しめです。 |
過去の記述
所在地 | 南城市知念久手堅 |
分類 | 不詳 |
築造年代 | 不詳 |
築造者 | 不詳 |
主な城主 | 不詳 |
琉球最高の聖域、世界遺産の一つである斎場御嶽の奥にあるグスク。
聖域の奥に隠されたイメージでありながら石積みの城壁などを持ち、城郭型のグスクに見えます。
グスク内には拝所のような物がありますが、詳細は定かでなく、
このグスク自体の詳細も不明です。
今回は全貌を把握できませんでしたのでいずれ再訪したいところです。
概要
ナーワンダーグスクは久手堅集落北、斎場御嶽の西側奥にあるグスクです。
ヰナグナーワンダーと呼ばれる岩山に隣接している事から、ヰナグナーワンダーグスクとも呼ばれているようです。
歴史、感想など
このグスク詳細なの歴史や伝承は伝わっていないようです。
感想
上記の通り、このグスクは聖域である斎場御嶽の奥に隠れるように存在しているグスクです。
しかしグスクの構造としては城壁や、石積みなどで仕切られた二面の郭らしき平場を備えた[1]ぐすく-グスク分布調査報告 (Ⅰ)-沖縄本島及び周辺離島城塞型と思われる物となっています。
またヰナグナーワンダーの北にヰキガナーワンダーと呼ばれる岩山が存在しているのだそうです[2]ぐすく-グスク分布調査報告 (Ⅰ)-沖縄本島及び周辺離島。
ヰナグ(イナグ)はウチナーグチで女性を意味し、ヰキガ(イキガ)は同じく男性を意味しますが、総称してナーワンダーグスクと呼ばれていると思われます。
グスク内に「男神」や「女神」と記された拝所があるのはそういった事と関係があるのかも知れません。
グスク自体雑木などが多く探索しにくい為まだ充分に探索出来ていないという印象です。
場所が場所ではありますが、いずれは再訪出来ればと考えています。
ギャラリー
斎場御嶽寄満の向かいから 斜面を登った先のグスクへ向かう道。 途中は倒木などもあり獣道の様相です。 | |
グスク入り口にある標柱。 | |
標柱脇から進んで左手側に見える石積み。 | |
グスク内の森 道に迷ってもとの場所に戻ったりしました。 | |
「男神」の拝所。 他に「川神」もありました。 「女神」「火の神」もあるようですが見つけられず。 | |
高く詰まれた石積み。 |